2013年3月3日日曜日

箱模型実験キットEセット

基本的な「冬の実験」「夏の実験」の紹介東京都市大学の宿谷教授が、環境工学を学ぶ大学生のための課題とされていた基本的な実験です。
自然の力を取り入れて快適に住まうためには、冬と夏、それぞれの季節において重要なことは何かを、この実験を通して学ぶことができます。
冬の実験主に断熱、蓄熱と室内の温熱環境の関わりについて学びます。
〈実験の準備〉1.断熱材の有無、蓄熱材の有無、の組合せで下記の3つの箱を用意します。
  A.断熱材も蓄熱材もなくシングルガラス窓の箱  B.蓄熱材だけ入ったシングルガラス窓の箱  C.断熱材と蓄熱材の入ったペアガラス窓の箱2.4本の棒温度計を、先端の溜まりをアルミ箔で包んで用意します。
3.3つの箱を、棒温度計を取り付けた後、電球のまわりに、電球から等距離になるように配置します。
4.4本目の棒温度計を、電球からの距離が他のものと同等になるように置きます。
   〈実験の進め方〉電球の点灯時間15分間、消灯時間15分間、点灯時間15分間、合計45分間の実験です。
この間、3分間ごとに温度計測を行い、計測値をグラフ用紙に書き込みます。
(点灯/消灯時間や計測間隔は、講座のスケジュールに合わせて、伸ばしたり縮めたり調整することができます。
)1.電球のスイッチを入れる前に、温度計4本の温度を測り、計測値を書き込みます。
2.実験を開始します。
3.実験が終わったら折れ線グラフを完成し、なぜそうなったのか、実際の住まいと重ねて考えてみましょう。
  グラフの一例…どの箱がどの折れ線でしょう?(
※上記説明の色とは連動していません。
)夏の実験主に遮熱、日射遮蔽、夜間換気と室内の温熱環境の関わりについて学びます。
〈実験の準備〉1.すべてに断熱材が入っていますが、下記のように、日射遮蔽方法の違い、遮熱材、蓄熱材、換気の有無が違う3つの箱を用意します。
  A.内側にカーテンの付いたシングルガラス窓の箱  B.外側にすだれの掛かったシングルガラス窓の箱  C.外側にすだれの掛かったペアガラス窓、蓄熱材入、夜間換気口付きの箱2.4本の棒温度計を、先端の溜まりをアルミ箔で包んで用意します。< ... 詳しく見る
TAG:住環境教育 教材

0 件のコメント:

コメントを投稿